冬のゲームプレイ日記 〜十三機兵防衛圏編〜

はじまりは、この公式からの一報でした。

スマブラでおなじみのディレクターである桜井政博に大絶賛をされたゲームがある、と。
そりゃもちろんファミ通掲載コラムであることからマーケティングであるという側面もあるだろうし、真に受けずに構えるべきところはあるかもしれません。
しかし有象無象の業界人と違い、その発言の真贋が自身の今後の信用力にかかってくるである次元の知名度があるディレクターである桜井政博の絶賛とあっては、生半可ではないと思ったのです。

「特徴的なシナリオの見せ方」
「映画や小説のお話は基本的に”線”。サウンドノベルはそこに縦軸を加え平面的に」
「十三のシナリオは立体的。3Dになっているかのような構成」
「13人の主人公がいて複数の時代の彼らがいて最初は混乱し把握が大変だったがプレイし続けると組みあがっていき理解の楽しみ、その深さに驚く」
「時間軸も時代も人も絡めた多元的な構成はどうやって組み立てたのかとさえ思う」
「それでいて行動原理の描写に一貫性がある」
「多くの作品のオマージュが含まれているがそれを隠そうとしないのが潔い」
「舞台設定はとあるアニメの落ちと同じで描くだけでネタばれ」
「シミュレーションパートを分けたのも大正解」
「アーカイブ機能も必要最低限で最大の効果。よくできている・・・」
「こういった見せ方は無限の可能性がある。ただし普通は真似することすらできない。唯一無二」
「こういった作品が今まで世に出ることは無かったし続くものが出るとも思えない。遊ぶなら今しかないのでは!!」
(※「ゲームよりどりサブカルみどりパーク」の概略解説より引用

ここまで語っている作品、無視するわけにはいかないじゃないですか!?
なら、体験してやろうじゃないか!と発売から2ヶ月が経った1月に購入し、1ヶ月かけてゆっくりと攻略、ついに全貌を読み遂げました。
「そのとおりでした……(脱帽)」というエンディング後の脱力感と充実感。凄まじいレベルの縦軸をよく破綻なく紡ぎきったなあという感嘆。もっと色々あるんです。続きからさらに熱く語ってみます。(ネタバレは一切ありません)

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ヘッダーバナーを更新いたしました(2020年春期)

ダレムくんご提供の、当サイトヘッダーバナーを更新いたしました。
アトラス「十三機兵防衛圏」より「BT」。任天堂「ポケットモンスター ソード/シールド」より「マリィ」です。
どちらも前回のバナーで起用もできる発売時期のゲームではありましたが、ハマったのが冬にずれ込んだことにより今回の起用となりました。
本当にこの冬は良質なゲームが多く発売されましたよね……!

今季ヘッダーバナー

冬のゲームプレイ日記 〜ポケットモンスター ソード/シールド編〜

2本目のプレイ感想はこちら。ポケモンです。
なんだかんだゲームボーイに育てられた世代にとっては思い入れのあるシリーズであり、いわゆるガチ育成とレート戦までには踏み込めない実力ではありますが、プレイ自体は楽しみにさせてもらっていました。
ポケモンに関しては実は1シリーズだけクリアまでできずにギブアップしたシリーズがありまして、それが「X・Y」。あのシリーズはひときわファンタジーによっており、ポケモンにおいて「ひと夏のジュブナイル」的な話を求めている自分にとってはどうしても楽しめきれないシリーズでした。
今回のソード/シールドはそういった好まないことがなく、一直線に楽しめました。「続きを読む」から、楽しかったポイントを解きほぐそうかなと思います。

 

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【140 OVER TWEET】東京事変の再結成に昂りが抑えられない

2019年暮。ある一つのニュースがタイムラインを駆け巡り、それを見た瞬間なんの比喩もなく声にならない声が出てたじろぎました。
それが「東京事変 2020年再結成」の報。2012年に解散した、椎名林檎がVo.をつとめた、あのロックバンドです。

思えば、私の多感な時期。決して音楽には強くなかったのですが、それでもはじめて出会った椎名林檎には強烈に引き込まれました。
あの、かき混ぜれば消えてしまいそうな世界観を作りながらも、凛として「この人でないと出せない」という声色。
サブスクやストリーミングサービスがある現代ではそうそう考えられないですが、アルバムやシングルすら購入して聴いていた唯一のシンガーです。

椎名林檎のときはシングルとしてのシンガーソングライターであったので「完結する世界観」であったのが、改めてバンドとしての、5人編成としての世界観を見せてくれた。
私みたいな素人でもわかるギター・ベース・ドラムス・キーボードの耳の心地よさ。今でもサブスクでヘビロテの一部に組み込まれており、月並みですが、好きをいくつか上げるとすれば「群青日和」「遭難」「キラーチューン」「透明人間」。
特に「透明人間」のキーボードが本当に好きで、飛び抜けてリピートしています。

2006年発表曲、バンドは2012年に解散しながらも、なんと2018年にCMタイアップとして使われました。
これはきっと、東京事変が好きだった世代がようやくディレクターやプロデューサーとして陣頭指揮を取れるようになって、真に好きだったものをピックアップしてるのだろうなという心躍る気持ちがありつつ、それだけ長く愛される一曲であることの凄さを感じる一幕でもありました。

確かに、平成世代にとって突き刺さるかどうかは、私達にはわかりません。
私は音楽理論に関しては素人だし、もっというと、クリエイティブの世界の深さを感じるのには年を取りすぎたかもしれない。
でも、多感な時代に好きであり続けた熱量は本物だった。そんな東京事変が戻ってきた。

2月29日の復活を、待っています。

QuizKnockというユーチューバー

近頃、めっきりテレビを見なくなりました。
別に暇があまりにもないわけでなく、テレビ番組を面白くないなんて極論を言うわけではありませんが(現に過去取り上げた「関ジャム」や「こじらせナイト」のように好んでみている番組もあります)、テレビを見る以上にストリーミングサービスのメリットを色濃く感じ、染まっていってるきらいはあります。
スキマ時間にも見やすいこと、再生や停止の自由さ、民放ではなしえない自由な企画、スポンサーへ忖度しないでいい商品紹介……そのあたりに魅力を感じています。

そんなところで、一番好きなユーチューバーを語ってみます。今回の記事は度々「リスペクトしているクリエイター等を取り上げている単発コラムシリーズ「○○という☓☓」シリーズです。

【過去記事アーカイブ】

 

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