果たして、「ARMS」はウケるのか(直球)

NintendoSwitch、楽しいですね。一発目にゼルダという壮絶な完成度を誇るゲームで客引きを行い、スプラトゥーン2試射会において、夏発売のスプラトゥーン2までの興味を惹かせました。つい先日においてはマリオカート8DXという単なる移植にとどまらない鉄板タイトルを出しました。
そして、次はいよいよ夏のスプラトゥーン2ですね! WiiUプレイヤーのみならず、Switchからの新規プレイヤーを多く取り込めることが必至なタイトルでしょう!
……と思ったのですが、それまでの間に「もう一本」弾がありました。それが、「ARMS」。任天堂が立て続けに放つSwitchタイトル、新規IPの一本です。
今回は、その一本に着目して、世間に受け入れられるのかを考えたいと思います。

ARMSって、なーに?

マリオカートやスプラトゥーンに比べれば、認知度は高いと言えないでしょう。
ジャンルは2人制格闘ゲーム。伸びる腕と、個々のキャラクターの特殊能力及び装備を駆使して相手と勝負するゲームとなっています。
Switchの特色であるジョイコンを握る体感操作はWiiのときのような普段ゲームをやらない層に対しての訴求力を見込み、もちろん普通にコントローラーでも操作はできるそうです。いわゆるe-sports狙いとしてのガチ格闘ゲームにもなりうるかもしれません。
喜ばしいのは、いわゆる「新規IP」がスプラトゥーンから間髪入れずに出てきたことですよね。スプラトゥーンが超大ウケしたことから意欲的になっていると見受けられますが、ピクミン以来長らく新規IPを出さなかった姿勢から考えると感動すら覚えます。

ある意味、失敗が許されない作品

スプラトゥーンという新規IPの発表はピクミン以来14年ぶりでした。
新規IPといえば、他のメーカーであれば「数売って当てる」のが主流なところ、任天堂は徹底的にブラッシュアップして、いけると判断できたものだけを放っている印象。だからこそ、キャラクターの総決算となる「スマブラ」シリーズにも弾が揃うのですよね。
今回もそういう意味では、(スプラトゥーン)という追い風があったとはいえど、確信をある程度持っているものと思われますし、新しもの好きな私においても、興味を惹かれています。

ちょっと広報が弱いかもしれない

Switchの初速が強かったので、伝わる人には伝わってはいるのですが、それでも、ある程度のコアゲーマー以上にタイトルが訴求できていない気がします。


公式ツイッターアカウントのフォロワー数は13,000人弱にとどまっており(29.4.30)、スプラトゥーン公式アカウントのフォロワー数が57万人超であることを考えれば、物足りなさがあります。
同種のゲームである「ポッ拳」が比較対象となりうりますが、こちらの公式アカウントのフォロワー数は3万人超であり、最終売上は14万本くらいであったことを考えれば、このままだと売上的には芳しくない結果に終わってしまうかもしれません……。

プロモーションはこれから。「何を」推してくるのだろう

しかし、裏返せば、まだ発売まで1ヶ月超あり、CMすら放映されていない中での状況としては悪くないはず。
スプラトゥーンがあそこまで世間に浸透すると思ってた人はそうそういないと思いますし、これからの広報次第では大化けする可能性の塊だと考えます。
私も1は試射会すら参加しなかったんですが、あのポップなCMとイカガールのキュートさにやられて当日買いをし、いまだに続けているというタイトルになりました。
そういった層に訴求するにおいてはやはり今後のCMが大事ですが、スプラトゥーンほど「傍目から何をやっているか」がわかりやすいゲームではないので、プロモーションの腕の見せ所です。

ゲームとしてはもちろん、実はキャラクターが魅力的。だからこそ


元々、こういう方向の宣伝ツイートをしていたこともあり、個人的には「OverWatch(ブリザード社)」のような硬派なゲームとして作られてるのかなと思っていたら、


こんな風に、任天堂お得意の「狙っているのが狙っているように見えない狙っているキャラ(例:イカガール)」も繰り出してきて、日本人のゲーマーにクリティカルヒットをぶつけてきました。
勝機があるとしたら、これらキャラクターなんですよね。ゲーム性が高いだけでは「通が認めるゲーム」にしかならないので、華があったりわかりやすかったりというモノはきっと必要なんだと思います。
こういったキャラクターが「二次創作好きなクリエイター」の懐に潜り込めるか、また近年はやはり「ゲーム実況者」の心に響き得るかは大事だと思います。新規IPですから、黙ってて売れる作品ではありません。ニコ動でもなんでも使い、クリエイター奨励プログラムでもなんでも使って、どんどんダイレクトマーケティングしてもいいと思います。

そこが失敗すると、私は、売上は6〜7万本にとどまってしまうと思います。
しかし、裾野の獲得に成功すれば、スプラトゥーンと共にSwitchの柱になりうる作品です。今後の展開に要注目!です。

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