はじまりは、この公式からの一報でした。
本日(1/9)発売の「週刊ファミ通」の桜井政博さんのコラムにて『十三機兵防衛圏』を取り上げて頂きました!
「三次元的なシナリオ運び」というタイトルで、本作の“シナリオの見せかた”に注目して頂いています。ぜひ、誌面をチェックしてくださいね。#十三機兵防衛圏 pic.twitter.com/pGTSIs9SYi
— アトラス公式アカウント (@Atlus_jp) January 9, 2020
スマブラでおなじみのディレクターである桜井政博に大絶賛をされたゲームがある、と。
そりゃもちろんファミ通掲載コラムであることからマーケティングであるという側面もあるだろうし、真に受けずに構えるべきところはあるかもしれません。
しかし有象無象の業界人と違い、その発言の真贋が自身の今後の信用力にかかってくるである次元の知名度があるディレクターである桜井政博の絶賛とあっては、生半可ではないと思ったのです。
「特徴的なシナリオの見せ方」
「映画や小説のお話は基本的に”線”。サウンドノベルはそこに縦軸を加え平面的に」
「十三のシナリオは立体的。3Dになっているかのような構成」
「13人の主人公がいて複数の時代の彼らがいて最初は混乱し把握が大変だったがプレイし続けると組みあがっていき理解の楽しみ、その深さに驚く」
「時間軸も時代も人も絡めた多元的な構成はどうやって組み立てたのかとさえ思う」
「それでいて行動原理の描写に一貫性がある」
「多くの作品のオマージュが含まれているがそれを隠そうとしないのが潔い」
「舞台設定はとあるアニメの落ちと同じで描くだけでネタばれ」
「シミュレーションパートを分けたのも大正解」
「アーカイブ機能も必要最低限で最大の効果。よくできている・・・」
「こういった見せ方は無限の可能性がある。ただし普通は真似することすらできない。唯一無二」
「こういった作品が今まで世に出ることは無かったし続くものが出るとも思えない。遊ぶなら今しかないのでは!!」
(※「ゲームよりどりサブカルみどりパーク」の概略解説より引用)
ここまで語っている作品、無視するわけにはいかないじゃないですか!?
なら、体験してやろうじゃないか!と発売から2ヶ月が経った1月に購入し、1ヶ月かけてゆっくりと攻略、ついに全貌を読み遂げました。
「そのとおりでした……(脱帽)」というエンディング後の脱力感と充実感。凄まじいレベルの縦軸をよく破綻なく紡ぎきったなあという感嘆。もっと色々あるんです。続きからさらに熱く語ってみます。(ネタバレは一切ありません)
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