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【140 OVER TWEET】近頃テレビがおもしろい 〜関ジャム 完全燃SHOW(テレビ朝日)〜

このタイトルでテレビ番組を紹介するのは「ねぽりんぱほりん」以来ですね。私は昔から深夜番組フリークなんですが、割と最近まで見逃してた番組であり、そしてクオリティはド安定していることから、是非とも皆さんに見てほしいなと思って紹介します。
名前のとおりMCは関ジャニ∞であり、「ジャム」の名前のとおりテーマは音楽です。しかし、ジャニーズ起用の体をがあるにもかかわらず、相当内容はディープ。結構がっつりと「作り方」とか「構成の仕方」とかを紹介しており、詳しくはなくとも興味がある私個人としては結構前のめりで毎週見ています。
その中でも、2016.3.27の「クラシック・ピアノの世界」と……、そして、視聴者の方はお察しかもしれません。2017.5.7の「アニソンの世界」! これが本当に面白かった!

はっきりいって、テレビ音楽界はアニソンを「見て見ぬふり」でさばいてきた節がありますが(Mステとか、CDTVとか)、このテーマで1時間の特集を向き合い、そしてその中身も決してさらっと「これやっときゃウケるんでしょ」みたいな浅はかさがなく、

  • 「アニソン」「タイアップ」「劇伴」の違い
  • アニソンは89秒で作られるもの、その理由
  • アニソンの「鉄板」コード進行(マイナーコード多→メジャーコード)
  • ようこそジャパリパーク!の「全編サビ」の凄さ

といった番組構成は、これは「業界人養成専門学校かな?」というガチさであり、この回のゲストが志田未来(ラブライブガチ勢)とKis-My-Ft2宮田俊哉(ジャニーズ一のアニオタ)という選択であったこともさらに濃度を引き上げていました。番組の雰囲気もとにかくよく、一ジャンルとしてトークが終始進んでいたのが時代の流れを感じますよねえ。
もちろん、そうではないJ-POP界も面白く、普段音楽を聞く際におよそ聞かない業種の方達の実態が見れたりするので、すごく興味深い番組です。

テレビ朝日系列、毎週日曜23:10〜0:10。是非とも音楽に興味のある方に見てほしい番組です!

【140 OVER TWEET】ただいま、ジャンプは復活の兆しを感じさせている

ハンターハンターの復活ばかり取り沙汰されている週刊少年ジャンプ(以下、単に「ジャンプ」といいます。)ですが、私としてはむしろ注目しているのは新連載陣。ここのところの新規作品がかなり高確率で当たっており、すごく面白いと思っています。
私自身、立ち読みでさらっと最初の数ページだけ読んで、そこで面白くないと感じたら完全に読み飛ばしてしまう、ファンタジー作品殺しなところはあるのですが(そのせいでアカデミアと食戟のソーマは実は読み飛ばして、後々そろ面白さがわかってコミックス派となりました)、それでもなお生き残って読ませてくれる作品は初速の面白さが段違いの作品。
現在のジャンプで「いい!」と思っている新規作品をピックアップしてご紹介します。(紹介していない作品はお察しください。でも、その中にも中堅となってる作品は普通にありますので……)

Dr.STONE

アイシールド21を原作した稲垣理一郎が原作をしてるだけで、期待値はかなり高かったんですが、ファンタジー読まず嫌いの私ですら引き込ませる設定だった。
人類全てが石化し、そして石化が溶けた主人公ズが地球を取り戻すストーリー。
武器に「科学」を備え、いわゆる「漫画的サイエンス」ではあれど、理屈に則った手法で敵との対決、石化の解読を進めていく工程は非常に飲み込みやすいですね。
これ、非常にゲーム的というか「シヴィライゼーション」チックなんですよね。実質的には原始時代からやり直している歴史作品であることから、原始時代から順調に科学が進歩していくとすれば、ファンタジーバトルのインフレがどうなってもイヤミがない。
本当に良い設定だと思います。

シューダン!

ジャンプのサッカー漫画は「アレ」以外魔境オブ魔境。20週以内打ち切りとかザラであり、私もジャンプのサッカー漫画にはよい印象を持っていません。
そんな中でのコレ! ボーイミーツガールを組み込んだ、「才能ある女子」が「少年団」に入り、サッカーする漫画。青春モノとしてもサッカーモノとしてもすごく美味しく読めています。
言っちゃなんですが、系譜としては「さよならフットボール(月刊少年マガジン)」の系譜なんですよね。決して、扱われてなかったテーマではない。
でも、シューダン!は「現実」より、もっと明るい路線でこのテーマを描きそう。
競技ダンス部は継続で連載していても中堅でいけたはずなのに、あえて畳んで、そして超短期スパンでこれを繰り出してみたところを見ると、この作者の本命でしょう。
バクマン。の福田真太のようなしたたかさを感じている一本で、楽しみにしています。

ぼくたちは勉強ができない

ラブコメはラブコメなんですけど、勉強がテーマなのも意外と捨てておらず、たまに「努力」に対する金言が普通に出てくるんですよね。
ありがちな設定ではあるんでしょうけど、どうも引き込まれるんですよねえ。ラブコメは語れば語るほど変な熱量がこもっちゃいますので、短く「見てください!」程度にしておきます(笑)

「ロボレーザービーム」とかも面白いんですけど、それより上にこの3本を!って感じでした。「暗殺教室」と「食戟のソーマ」が同時に生まれたあの時期のような勢いを感じています。

【140 OVER TWEET】近頃テレビがおもしろい 〜ねほりんぱほりん(NHK Eテレ)〜

昨今テレビが面白くない。テレビを見ることが少なくなったという人が特にミドルレンジにおいては多くなった時代。
多分に漏れず私もどちらかというと、テレビを見るなら暇つぶしはネットとか本で、となっていたのですが、この秋口、一気に面白いバラエティが復活してきた印象です。
ひとつはTBSの「クイズ☆スター名鑑」。これはもう有名なのでいいでしょう! 4年前に一度終わった「クイズ☆タレント名鑑」の復活型で、ゲストが一切放送禁止ワードに配慮しない自由奔放さにとても好感が持てるのですが、私として推したいのは、タイトルの「ねほりんぱほりん」です。
この番組は本当にすごいと思いました。概要としては「顔出しNGの訳ありのゲストと、山里亮太とYOUが民放じゃなかなか扱わないテーマでトークをし、NHKお家芸の『人形劇』でトークの毒毒さをマイルドにする」ものです。
過去2回の特番から週レギュラー(水曜日23時)にあがってきた番組なので、まだ放送回も多くないですが、これまで扱ったものも「偽装キラキラ女子」「元国会議員秘書」「元薬物中毒者」「二次元しか愛せない女子」「ハイスペック婚女子」とインベタ突きすぎなラインナップです。
そのうえ、オープニングが今はもう放送されてないですが「ヤン坊マー坊天気予報」のクオリティ高いパロディにしてたり、「元薬物中毒者」の回ではOPで「YAH YAH YAH」をかける始末。山里亮太が「NHKもどうかしちゃったんですね」と放送開始会見でいうのには全力で首肯です。
逆にこれ、人形劇でエグみを取らないと、とても対談方式じゃ放送できないですよ!
先日は、民放24時間テレビの裏番組で「障害者の感動ポルノ」を扱ってみたり、ぶっちゃけ、この頃のNHKの攻めの姿勢、好きです。
放送法を盾にした集金理念に賛同はできませんが、ニュースからバラエティから「にゃんぼー」のようなサブカルコンテンツまでやたらできが良いので、そこは評価して、文句言わず料金払っています。

現時点でも、結構じわじわと人気が上がってる印象ですが、もっとこの番組、爆発的にブームになってもいいと思います。ほんとに。
ワイプ芸でチープになってる民放のバラエティ作成に一石を投じてくれますよ。

【140 OVER TWEET】「カラデシュ領事府」のツイッターアカウントに唸った話

またわけのわからないタイトルですね。「カラデシュ領事府」とは、カードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」に登場している架空の施設です。
その施設がリアル世界にてツイッターアカウントを開設して、その中で博物館等の「展示品」をプロモートするという取り組みをしていました。
言い換えれば、発売パック「カラデシュ」の展示品(アーティファクトカード)や人物(クリーチャーカード)の宣伝アカウントですね。
単なる宣伝ではない新しい没入感を見出す取り組み。このツイッターアカウントを見た瞬間、唸りました。
ファンタジー世界として圧倒的な深度を誇るマジック・ザ・ギャザリングであるからこそできた取り組みだ!と。
もちろんプロモーションのみならず、丁寧な「それっぽい」普通のツイートもしており、その完成度に深みを出しています。

このやり方は、これから先もいろんな世界に広がってほしい。
これまでも色々なゲームで、いわゆる公式アカウントというものはあったものの、フォロワーとの対話を中心にしており世界観の構築にまでには迫っていない印象でした。
こういう「割り切り」で、一つ線を引いたやり方、アリなのではないでしょうか。

【140 OVER TWEET】白ゆき姫殺人事件・虚構推理・うみねこのなく頃に

※執筆を塩漬けしてたのを引っ張りだしたことから、少し話が遡っています。

平成28年4月1日に金曜ロードショーにて放映された「白ゆき姫殺人事件」。食い入る様に見てました。
数年前の原作とはいえ、あんまりネタバレすべきではない中で感想を言うとすれば、「見えない範囲は自分たちの正義で断罪をするべきと判断したのだから、ボコっていい という現代の病理」の作品でしたね。
滅茶苦茶大好きなタイプの作品であり、そしてピンとくる人もいるかもしれません。タイトルに上げたゼロ年代やテン年代の近代小説について、根底はどれもこれも「それ」でした。
うみねこのなく頃にはともかく、虚構推理はとても実写化向けであり、原作的にはそちらのほうが先だったにもかかわらず、白ゆき姫殺人事件が先に市場を作り上げてしまった今、これはもう実写化の道はないのでしょうね……。

さて、つい最近NHKドキュメンタリーで問題となった「貧困片親少女が夢を目指しているにもかかわらず、その実態にある程度の金があるのではないか」といわれ、まとめサイトが作られ、買物情報が特定され、住所が……という流れがあったこと。上記、現代の病理をなぞっているようで……本当に怖いと思いました。これ、悪いのはNHKであり、その基礎調査が甘かっただけで、この女子高生は「内申点目当ての調子乗りで脇が甘い子」ではあるものの、ここまでのプライバシーをひけらかされるのは「違った」はずなんですよね。

そんなこんなで、虚構推理漫画版4巻が先日発売しました!
推理パートの直前という滅茶苦茶いい切り時で切っており、盛り上がる5巻の発売までに是非読んで欲しい作品です! みんな、読もう!(ダイレクトマーケティング)