TV・映画

【140 OVER TWEET】結局『Spotify』に戻ってきちゃった


ツイッターでは度々言っているのですが、私は重度のサブスクリプション(定額制)フリークです。
生活の大体の分野にそれが根付いており、広義なところではアマゾンプライム(通販)、他にもKindle Unlimited(読書)、ゲームにおけるニンテンドーオンラインとかもそうですね。
一昔前では「形のないものにお金を払うなんて馬鹿らしい」と揶揄されがちであり、私も実際それで敬遠していたところがあるのですが、概ね世間(も私も)の認識も変わってきて、むしろ「たった月千円でこれだけのコンテンツを与えてくれるなんて!」と許容してくることとなりました。
その中、音楽。昔はCDを買って所有欲を満たすという点があったのですが、これについても例にもれずサブスクリプションで欲を満たしています。
千曲、万曲単位で聴くことができ、こういう形で聴くことでなければ一生手につけることがなかっただろうな、という楽曲にもどんどんハマっていることを考えると、真の音楽ビジネスってのはこれなんじゃないかと賛同しきりです。
AppleMusicを筆頭に各社サービスがある中、私が選んでいるのはSpotifyです。私は重度のアップルフリークであり、はじめはAppleMusicを選び、一度Spotifyを経由し、その後YouTubeが生活に浸透する中でYouTube有料の恩恵を一緒に受けられるGoogle Play Musicにしたりと迷走した結果、結局音楽コンテンツを専門としているSpotifyに戻ってくることとなりました。
やっぱり、音楽に注力している会社が作っているアプリであるだけに、めちゃくちゃ使いやすいんですよね。AppleMusicやGoogle Play Musicを経験したあとだとなおさら感じる洗練されたレイアウトとサクサクとした使い心地、とんでもなく「好み」にフォーカスした「メイド・フォー・ユー」(取り込んだアーティストや、聞いた楽曲の履歴のビッグデータから、そのアカウントの「好みそうな」曲を薦めてくる仕組み)が他のサービスと比較して圧倒的な完成度であると思い、一連を経験したあとに出戻った次第です。
触った人はわかると思うのですが、各サービスには「自分が所有している音楽データをアプリ内に取り込む仕組み」があるのですが(これにより、定額配信されていないアーティストの楽曲も、CDを経由してアプリに取り込めます)、何故かAppleMusicは「一枚のCDから取り込んだデータが2つ以上のCDデータとして分裂する(伝えにくいのですが、こうとしか表現できません)」、Google Play Musicは「アップロードしたデータが完全に重複して2つのデータになる」「アー写が見当違いなものとなっていることがある」というバグが使っている中で散見されました。
それらに比べたらSpotifyにはそういった類のバグが(私の扱う中には)なく、非常に信頼感が強かったわけです。
AppleMusicにしかないアーティストがいたり、Google Play MusicにはYouTubeにPVがあるアーティストをオフラインで取り込める(このことにより実質全てのアーティストが取り込める)という利点もあるのですが、それらを天秤にかけてやっぱりSpotifyに行きましたね。
個人的に好きながらも未だ対象となっていないアーティストにも是非とも対象となってほしいのですが(個人的には米津玄師とかマキシマムザホルモンが来てほしいです。つい最近nano.RIPEが対象となったのはすごく嬉しかった)、こればっかりは待つしかないですよね。
超王道なんですが、サブスクユーザーにならなければ、超王道ではあるんですが、あいみょんとかOfficial髭男dism、King Gnu、ずっと真夜中でいいのに。とか聴くことはなかったですよ。これらには本当にハマって運転時のヘビロテになっているので堪えがたい出会いでした。

その中でも一番は「ずとまよ」こと、ずっと真夜中でいいのに。です。アルバム発売時のPVを埋め込みますので、みんなも一度、是非に。

【140 OVER TWEET】東京事変の再結成に昂りが抑えられない

2019年暮。ある一つのニュースがタイムラインを駆け巡り、それを見た瞬間なんの比喩もなく声にならない声が出てたじろぎました。
それが「東京事変 2020年再結成」の報。2012年に解散した、椎名林檎がVo.をつとめた、あのロックバンドです。

思えば、私の多感な時期。決して音楽には強くなかったのですが、それでもはじめて出会った椎名林檎には強烈に引き込まれました。
あの、かき混ぜれば消えてしまいそうな世界観を作りながらも、凛として「この人でないと出せない」という声色。
サブスクやストリーミングサービスがある現代ではそうそう考えられないですが、アルバムやシングルすら購入して聴いていた唯一のシンガーです。

椎名林檎のときはシングルとしてのシンガーソングライターであったので「完結する世界観」であったのが、改めてバンドとしての、5人編成としての世界観を見せてくれた。
私みたいな素人でもわかるギター・ベース・ドラムス・キーボードの耳の心地よさ。今でもサブスクでヘビロテの一部に組み込まれており、月並みですが、好きをいくつか上げるとすれば「群青日和」「遭難」「キラーチューン」「透明人間」。
特に「透明人間」のキーボードが本当に好きで、飛び抜けてリピートしています。

2006年発表曲、バンドは2012年に解散しながらも、なんと2018年にCMタイアップとして使われました。
これはきっと、東京事変が好きだった世代がようやくディレクターやプロデューサーとして陣頭指揮を取れるようになって、真に好きだったものをピックアップしてるのだろうなという心躍る気持ちがありつつ、それだけ長く愛される一曲であることの凄さを感じる一幕でもありました。

確かに、平成世代にとって突き刺さるかどうかは、私達にはわかりません。
私は音楽理論に関しては素人だし、もっというと、クリエイティブの世界の深さを感じるのには年を取りすぎたかもしれない。
でも、多感な時代に好きであり続けた熱量は本物だった。そんな東京事変が戻ってきた。

2月29日の復活を、待っています。

QuizKnockというユーチューバー

近頃、めっきりテレビを見なくなりました。
別に暇があまりにもないわけでなく、テレビ番組を面白くないなんて極論を言うわけではありませんが(現に過去取り上げた「関ジャム」や「こじらせナイト」のように好んでみている番組もあります)、テレビを見る以上にストリーミングサービスのメリットを色濃く感じ、染まっていってるきらいはあります。
スキマ時間にも見やすいこと、再生や停止の自由さ、民放ではなしえない自由な企画、スポンサーへ忖度しないでいい商品紹介……そのあたりに魅力を感じています。

そんなところで、一番好きなユーチューバーを語ってみます。今回の記事は度々「リスペクトしているクリエイター等を取り上げている単発コラムシリーズ「○○という☓☓」シリーズです。

【過去記事アーカイブ】

 

続きを読む

【140 OVER TWEET】近頃テレビがおもしろい 〜チコちゃんに叱られる!(NHK)〜

久しぶりにこの題名で執筆いたします。過去にこのくくりでは、「関ジャム(テレビ朝日)」「ねほりんぱほりん(NHK)」を取り上げており、是非とも見てほしい「熱のこもったプライムタイム外番組」を取り上げています。
そうはいっても、今回は前2本とは趣が違うかもしれません。それら2本は、言っちゃなんですが万人に伝わる有名さはなかったかもしれませんでした(注:執筆時において。現時点では非常に有名な番組になっているかと思います)。興味を持ってくれる人には完全にフックとなる番組でありましたが、客を選んでいるところはありました。今回の「チコちゃんに叱られる!」は、はっきり言ってもう既にNHKの看板番組。「今更語ることある?」と言われても、正直ぐうの音がでません。ですが、語らせてください?

「チコちゃんに叱られる!」はこんな番組。

「いってらっしゃーいってお別れするとき、手を振るのはなぜ?」
「かんぱーいってするときにグラスをカチン、あれはなぜするの?」
こんな、5才のチコちゃんが問いかける素朴な疑問にあなたは答えられますか?
知らないでいると、チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱られます。
すぐに誰かに話したくなる情報満載の、いままで考えたこともなかった雑学クイズ。
最新技術で誕生したバーチャルでリアルなMC「チコちゃん」の姿にもご注目ください。(NHK公式サイト引用)

ミドルレンジ層として思い返すのは「トリビアの泉」。雑学を調理する構造としてそれが思い返され、まさに現代に蘇ったトリビアの泉路線番組です。それだけならいかようにも同質番組がありますが、この番組の肝はどちらかというと「チコちゃん」の存在。メタ的に言ってしまうとこの「チコちゃん」は、番組収録上はきぐるみですが、顔部分は編集時にCGでいろいろな表情に差し替えられ、さらに声は芸人である木村祐一がボイスチェンジャーを用いた声であてており、きぐるみの中は木村祐一でない別の人物(詳細不明)が担当しているらしいとのこと。
これ、番組を見れば見るほど恐ろしい連携能力で成り立っているものであると驚愕します。しゃべりとモーションが別人であるのに、チコちゃんはそんなことを考えさせない自然な動きを見せている。メタ的な視点ではあるものの、たまに番組内でもゲストが「これどうなってるんですか?」と驚いているシーンが挿入されているくらいでした。

実在性のあるバーチャルキャラクターによるトーク。何を私が語りたいか、もしかしたら「チコちゃんに叱られる!」をネタにする題名とした時点で察した人もいるかもしれないですが、これ、Vtuber(バーチャルユーチューバー)をテレビ運用した際の一つの正解だと思うんですよね。
これがMCが木村祐一本人だと視聴の味気が他の番組と似ているから食いつきにくいし、木村(先輩)と岡村(後輩)という間柄でのマウントを取られるような台詞は「うっ」となってしまいかねない。そこをチコちゃんという「ガワ」を用いることで異なる味付けの料理とできた。この番組は口調は強いながらもすごく気持ちよく見られるんですよね。
恐ろしいのが、この番組の開始が2017.3.24(特番型)であること。Vtuberの走りであるキズナアイの生まれが2016.12.1であることを考えると、まだキズナアイがニッチな存在であるうちから、その方向性に対しての嗅覚を研ぎ澄ませて、世間のウケを慎重にかっさらった上で作られた緻密な番組だと感じています。
一方、「超人女子戦士 ガリベンガーV(テレビ朝日)」では「電脳少女シロ」を筆頭としたマジモノのVtuber出演による放映がされてはいますが、申し訳ないけど、ちょっとトークがヒヤヒヤしてしまう。どうしても、テレビショーにチューニングされて鍛えられている芸能人と比較した場合において、Vtuberは生まれがどうしてもネットという異文化であり基本線が「素人」であることから、トークが見てて引っかかってしまうこともあるのです。

Vtuberという文化が生き続ける限り、強く支持をされ続ける番組だと思います。NHK「らしからぬ」さを含めて太鼓判を押させていただきます。

「シュガー・ラッシュ:オンライン」というディズニーのカチコミ

 

この年末、もう一つエンタメを楽しんできました。それが「シュガー・ラッシュ:オンライン」という、この12月21日に上映が開始されたディズニーアニメの新作で、アーケードゲームを舞台にした「シュガー・ラッシュ」の続編です。
実は私、決してディズニーについて強くはなく……というより弱い部類。昨今の必須科目とすら言われたアナと雪の女王すら未修であり、白雪姫・シンデレラetcetc…もやんわりと知っているくらいで通しで一本を見ているわけではありません。強いて言えばキングダムハーツはプレイしており、それらでヒロインが原作通りの行動言動をしているのならなんとか知っているかな?というくらい。要するに、思い入れがある部類ではなかったんですよね?
そんなディズニーライト勢がなぜ映画館にすら行こうと思ったのか? それが、この予告編でした。(「続きを読む」より後はネタバレがあります)

 

続きを読む