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興奮冷めやらぬボキャ貧状態で「シンゴジラ」の感想を語ります

一週間遅れで与えられたお盆休み。普段、シネコンはおろか単独映画館もないような所に住んでいる私ですが、時間と空間の確保ができたので、大評判の「シンゴジラ」を見てきました。
映画はあんまり見ない人間ですが、いや、だからこそでしょうか。スタッフロールを見惚けるくらい、没入できる作品でした……。
以下、ネタバレを含む感想です。見てない人は回れ右。

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【140 OVER TWEET】白ゆき姫殺人事件・虚構推理・うみねこのなく頃に

※執筆を塩漬けしてたのを引っ張りだしたことから、少し話が遡っています。

平成28年4月1日に金曜ロードショーにて放映された「白ゆき姫殺人事件」。食い入る様に見てました。
数年前の原作とはいえ、あんまりネタバレすべきではない中で感想を言うとすれば、「見えない範囲は自分たちの正義で断罪をするべきと判断したのだから、ボコっていい という現代の病理」の作品でしたね。
滅茶苦茶大好きなタイプの作品であり、そしてピンとくる人もいるかもしれません。タイトルに上げたゼロ年代やテン年代の近代小説について、根底はどれもこれも「それ」でした。
うみねこのなく頃にはともかく、虚構推理はとても実写化向けであり、原作的にはそちらのほうが先だったにもかかわらず、白ゆき姫殺人事件が先に市場を作り上げてしまった今、これはもう実写化の道はないのでしょうね……。

さて、つい最近NHKドキュメンタリーで問題となった「貧困片親少女が夢を目指しているにもかかわらず、その実態にある程度の金があるのではないか」といわれ、まとめサイトが作られ、買物情報が特定され、住所が……という流れがあったこと。上記、現代の病理をなぞっているようで……本当に怖いと思いました。これ、悪いのはNHKであり、その基礎調査が甘かっただけで、この女子高生は「内申点目当ての調子乗りで脇が甘い子」ではあるものの、ここまでのプライバシーをひけらかされるのは「違った」はずなんですよね。

そんなこんなで、虚構推理漫画版4巻が先日発売しました!
推理パートの直前という滅茶苦茶いい切り時で切っており、盛り上がる5巻の発売までに是非読んで欲しい作品です! みんな、読もう!(ダイレクトマーケティング)
 

「下町ロケット」が「半沢直樹」になれないワケ(ならなくていいワケ)

「下町ロケット」面白いですね。池井戸潤作品は「半沢直樹」ドラマのヒットから注目していて、日曜劇場シリーズについては「ルーズヴェルト・ゲーム」も含めて視聴しましたが、大人のおっさんの熱さを感じられるドラマとしてどれも高い完成度です。
主演俳優による長尺による名演説も多々あり、ほぼ毎話に一度は涙腺が緩むシーンが有ります。
高視聴率も獲得しており、一般的には成功の部類といえる作品ですが、その一方「半沢直樹」のように社会現象にまではならなかったり、流行語大賞にはなりませんでした。
もちろん、その「半沢直樹」が強すぎるということもあります。「倍返しだ!」というどまんなか流行語狙いの単語があったという理由がありました。
しかし、私にはもうちょっと根源的な理由があったと思っています……。

 

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