アマゾンプライム独占番組「ドキュメンタル」は絶対見てほしい番組であることを口すっぱく伝えたい

メリークリスマス。良いお年を。明けましておめでとう御座います。
年の瀬も迫る年末の休み、ゆったりできる日を迎えたことから、前々から見たかったシリーズを一気に視聴することとしました。
それがタイトルにもある「ドキュメンタル」。アマゾンプライム独占という、中々気合を入れないと視聴できない番組なんですが、私はアマゾンプライムを本線の配達の面で多岐にわたり使用していることから、こちらもするっと見ることができます。アマゾンプライムはほんといいですよ。

さて、その「ドキュメンタル」。どのような番組かというと、松本人志がMCをつとめ、「6時間、お笑い芸人が10人だけ同空間にいて、笑えば退場、最後の生き残りが賞金総取り」という、いたくシンプルな舞台です。

 

 

添加物のない戦い

松本人志、笑いを我慢するという舞台となると、年の瀬恒例の「絶対に笑ってはいけない」が思い浮かびますし、そこは松本人志も初めの説明の際に、「笑ってはいけないは、脚本としての笑いが強い企画だけど、今回のはそういうのがない。来るとこまできてしまった企画」という趣旨のことを言っていました。
確かに笑ってはいけないは脚本による強い努力を感じるエンターテイメント。あれはあれで当然面白いんだけど、「人口添加物」と言われれば確かにそうでした。ドキュメンタルは極限化での職業芸人による笑わせあいという前提を考えれば、飛び出る笑いの「質」が違うのは容易に想像がつき、だからこそ興味が湧いていました。(どちらが秀でている、とかではありません。双方に双方の良さがあります)

選ばれた10名のバランスがすごい

いわゆるテレビスター芸人も確かに選ばれているんですよ。そりゃあそういった一流芸人は腕があるからこそ一流なんですから。
でも、結構キワキワの芸人も容赦無く選ばれています。長尺には耐えられないでしょう!?という思いが飛び出るようなチョイス、例えば野性爆弾のくっきーとか、安田大サーカスのクロちゃんを起用する冒険心は民放だと踏み切れないところがきっとあるような気がします。
民放との違いでいうと、おそらくBPO(放送倫理・番組向上機構)を怖がってないし、平気で前や後ろのデリケートなあれも出してきます(モザイクはかかっていますよ)。
下ネタなんて適正に使えば面白くならないわけがないんですから、「アナリンピック」とか「エッグTENGA風船」とか、私の視聴的にはゲラゲラでした。

見るまでは心配していました、これって成立するのかと

趣旨が趣旨であるだけに、膠着状態が長く続くのではないか、みたいな心配を持っていましたが、それは素人の杞憂でした。
彼らはプロの芸人でした。積極的に攻めていくし、攻めるのが苦手なツッコミ系芸人は芸人でカウンターパンチをゴリゴリ打ち込む。飛び道具が得意な芸人は持込による波状攻撃を容赦無く仕掛けていく。
集められた芸人は「性質」がうまく散らばっているので、それぞれのネタがたまに妙な化学反応を起こして爆発とかするもんですから、これはアマゾンプライムの狙い通りとしか思えません。本当に予測力の見事さを感じます。

松本人志のジャッジバランスも見事に光る

偉そうな発言であることは重々承知しますが、松本人志の「イエローカード」〜「退場宣告」に関してのバランス感もかなり光っています。
確かに笑えば退場という企画だけど、始まった当初の「まだ耐性がみんな弱い状態」の判定を甘くしたり、「笑いをこらえて鼻の下を引っ張るようなこらえ表情」に関して徐々に判定を厳しくしていくような、退場させるまでの「ハンドルの遊び」が、視聴者として「ジャッジをくだすならここだな! さすがにもう笑った扱いでも仕方ないでしょ!」と思ったタイミングを見事にこなしてくれる感じです。
その意味では松本人志は「プロとして素人目線を持ちうる芸人」であると、私としては最大限の敬意を示したいです。こういう人がMCとして番組のバランサーであると、安心して見れるのですよね。

ただ、ユーザーのレビューがめちゃくちゃ厳しくて、そっちに物申したくなってくるんですよ。「松っちゃんの判定ユルくねえか?」みたいな意見が多かったんですけど、「スポーツ競技見てるんじゃねえんだよ!」って僕は言いたい。ルールがある以上ある程度は正確なジャッジが必要ですけど、僕らはあそこで起こっている異質な笑いの空気感を楽しめばいいわけで。
『マキシマムザホルモン亮君が語る「ドキュメンタル」』より引用)

キャスティングは、みんなでアイデア出し合ってという感じですけども、松本さんが言っていたポイントは、「笑いをこらえてる顔が面白そうなやつ」。そこが笑いどころだっていうのは松本さんには最初から見えてるんです。あとは、ショーマンとして徹することができる人。この企画の芯は、優勝すれば1000万円というお金の部分もありながら、一方でカメラで撮られている芸人である自分もいるわけですよね。つまらない人に見せたくない。でも、お金も欲しい。その板挟みになる。さらに言うと、自分が笑かして勝つっていうのが一番理想。笑いはやっぱり空気を作っていかないと起こらない。そこを構築していきつつ、その波に乗るということ=笑ってしまうというリスクに乗っていくという緊張感が出せる芸人ですね。(「“相当客を選ぶバラエティ”松本人志の『ドキュメンタル』は、どうやって作られたか?」より引用

このあたりが、見ててなるほどな!と思ったインタビューセンテンスです。これらから、その「空気感」を察してもらい、興味を持った人は是非見てほしいです。

それでは私はシーズン2〜4も、見てこようかな!?

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