Miliというアーティスト

かつて、「城平京という作家」という記事を書きました。私が、ただ尊敬している活動をしている人を、好きなように褒めちぎっただけのチラシの裏記事です。
今回もその趣旨です。ただただ好きな人物について紹介する記事でなので、そういう「開拓」を求めていない人には何も響かない記事かもしれません……。

Mili。Wilipediaにおいては以下のような紹介を受けています。

Mili(ミリー) はmomocashew、Yamato kasai、Yukihito Mitomo、Shoto Yoshida、Ame Yamaguchi、AO FUJIMORIからなる音楽グループ。2012年に結成された。MiliはリズムゲームCytusとDeemo、その他のゲーム、コマーシャルビデオ、アーティストなど、様々なメディアに楽曲や歌詞を提供している。

音楽ゲームにおける楽曲提供でその存在を知ったのですが、そのゲームである「Deemo」はピアノを用いたゲームであり、もちろんMiliの楽曲もピアノ伴奏がなされています。その中に響く、Miliのボーカルであるmomocashew(以下、「モモカシュー」といいます。)の声の透明感が果てしないんだ……!
あんまり前置きで語りすぎると、続きを読んでくれる需要が減ってしまうので、以下は続きから!

 

モモカシューの多彩な才能。カナダ人としてのバイリンガルな声色、日本においてゲーム会社経営という「二次元気質」の奇跡的融合

モモカシューの経歴を調べてみたんですが、結構無茶苦茶なんですよね。

カナダ国籍を持つカナダ人で、日本で活動しながらもカナダの大学に在籍している。大学ではソフトウェア工学を専攻しており、自らコンピュータゲーム制作の株式会社を立ち上げ、ゲームを作っていた。子供の頃に5年間程度中国に住んでいた。(wikipediaより)

そこから、Deemoへの楽曲提供を持ち込みもするという文化芸術センスの塊のような経歴。「ヒャダイン」の路線のさらにワンランク上の積極性すら感じます。
どういったアーティストなのかイメージしてもらうために、Youtubeのチャンネルから一つ引用いたします。

「透明」としか言えない、忘れられない声色と世界観

先ほど取り上げたものは、Miliの中でも代表曲と言われている一曲「Nine Point Eight」です。
これを聞いて「お、ええやん!」ってなった方は私と似通う素養があると思います。しかし、英語なのでよくわからない、そうですよね。
公式に日本訳が提供されていることから、(一部)引用いたします。

そして地獄へ飛ぶ
僕達の再会のために 渦巻く風が歌う
そして9.8は僕の加速度
僕達の魂が平和に生きられる場所へ連れてって
新しい始まり
君の唇は
君が愛する頭骨を口付ける
肉の塊が僕の腐った骨から分解して
空とひとつになる

ぞっ、としませんか。はっきりと明言はされていませんが、この曲はおそらく「投身後追い自殺」を示唆している曲だと思われます。
もちろん、曲調と中身についてそこまでギャップのある一曲はこれだけなのですが、嫌味のないギャップというか、Deemoの世界観にもしっかりマッチしている一曲なんですよね。
この曲との出会いは、2015年の「みんなで決めるゲーム音楽ベスト100」、2ちゃんねるで行われている投票ランキングの結果を動画にしたものであり、そこで聞いて一目惚れしました。
私はAppleMusicを契約していますので、アルバムを購入せずとも聞ける曲はそこそこあるのですが、Miliもありがたいことに聞ける対象に入っていたことから、即日現在発売しているアルバムであった”Mag Mell””Miracle Milk”をすぐさま取り込みました。
もちろんモモカシュー、日本語も普通に歌いこなしているので、もう一曲お気に入りを紹介します。

Youtube公式チャンネルに結構な楽曲が公開されています。作業用にぜひ。

もし、「この世で一人のアーティストを除いて、他のアーティストの記憶を消されるなら、誰を残しますか?」的な質問が来たら(発想がサイコパス)、迷わずMiliを選ぶ。それ位の思い入れがあります。
インディーズだからとか、そういう次元じゃないお気に入り。
昨今は(ようやくながら)カラオケに楽曲が収録されたり、CMへの楽曲提供、サマーソニック2017に出演したりと活躍の場がどんどん広がっています。
よく、インディーズから聞いているファンって「有名になっていって寂しい」って感想を抱くと聞いていますが、私は真逆。一人でも多くの人に知ってほしい。そう願ってやみません。


(↑ この記事を書くにいたったきっかけ)

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