「オリカ☆めいきんぐ」コンテンツからナチュラルに撤退したわけ

知っている人は知っているんですが、私は遊戯王サイト「めたぽの壺の中。」を運営しています。(現在開店休業状態)
その中で、2005年7月〜2013年12月まで、およそ隔月の不定期開催で行っていた閲覧者参加型コンテンツとして「オリカ☆めいきんぐ」というものがありました。
一定のテーマに沿って遊戯王のオリジナルカードの投稿を募り、それを私を筆頭とした審査サイドで入選作品を選びそれを公開、そして予め提携した絵師さんに気に入ったものをイラスト化してもらい、私の方でPhotoshopを使いカード化加工する……という、今考えたら結構素人がやるものとしては踏み込んでいたコンテンツでした。
題名にした「ナチュラルに撤退」。先に申し上げますが、ここにゴシップな事情とかはありません。言うなれば、ネットの流れ……でしょうか。
続きを読むから、御覧ください。
 

善意で成立していたことが、今考えたら「すごかった」

もちろん、極論リアル事情が変わったということもありました。開催時期の間に就職活動も挟みました。しかし、そんなの今考えたらノイズです。
最大の理由は、お願いした方々がことごとく(オファー時点で)職業絵師として羽ばたきかけの人であった、ということでした。
それはもう、素人がネットの波を探していて「おっ」っと引っかかった人にお声がけしていたわけなのだから、プロ営業の人にも見つかって当然なんですが、今となっては「同人作家」「モバイルゲーム絵師」「某ポータルサイト専属イラストレーター」とか、もう絵で飯を食っている人々ばかりになってきたわけです。
そうなってくると、それまでは「同じ趣味で遊ぶ者同士がきゃっきゃと労力を分かち合いつつ一つのコンテンツを作っていた」という論理でやっていたコンテンツなんですが、そこに……こう……別に、絵師さんから要求があったわけではないですよ!? 報酬のことを考えないといけないのかな!というモードになってくるわけですよ!
くしくも、その時期は、プロたる企業が絵師の方々を低報酬でこき使うという構図がツイッターを中心に問題となった時代でした。
空気的に、これを無料依頼で継続していくのは良くないという心情が、自分の中で膨らんでいきました。

時代の移り変わりへの対応を上手くできなかった。最後まで固執した「お絵かき掲示板」

そうはいっても、「それでも好きな人は絵を引き続き提供してくれるのでは?」というのもあるはあります。
実際、提携絵師の方々以外からかなりの数のイラスト提供を頂けましたし、中には提携絵師の方がお願いしていた絵以外を提供してくれたこと(!)もありました。
ただ、これは私の潮流の活用能力不足かな! 最後の最後まで、有志提供に関しては、それまでずっと使っていた「お絵かき掲示板」を活用していたんですよね。
2005年の時代では中心となっていたシステムですが、流石に2013年時点ではpixivを中心としたSNSに投稿の中心は移り変わっていました。今となってはニコニコ静画もありますね〜。
いくら掲示板にアップロードのシステムがあったとしても、よりビジュアライズでより広報的能力のあるSNSに人が流れるのが自明です。私が失敗したな〜と思うのは、そこにアンテナがあれば、システムの活用をきっとそちらにうまーくスライドできたんだろうなという後悔がありました。
提携・善意の両ルートに上手くルートを調整しきれなかった。忙しくなってきて、まともにサイト更新ができなくなった。
コンテンツとしての「退き時」を感じたこともあり、2013年末で終わると大々的に宣言して、最後は結構労力をかけて2テーマ同時開催とかやりました。
はっきり言って楽しかったし、いつか機会があればまたやってみたい気持ちはあります。
しかし、都合3年半「この」世界から身を引きました。あらゆる再構築を余儀なくされ、その道は平坦ではないと思います。
備忘録として残させていただきます。撤退の時期に絵師の皆さんに正式に理由を言ってなかったことは本当に心残りでしたので……。
いつかまた、「胆力」「能力」「根性」が戻ってきたときに、新たな方向性でやってみたいと思います!

サムネイルイラスト提供

卯双月さん(「めたぽの壺の中。」扉絵提供分)

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