【140 OVER TWEET】近頃テレビがおもしろい 〜チコちゃんに叱られる!(NHK)〜

久しぶりにこの題名で執筆いたします。過去にこのくくりでは、「関ジャム(テレビ朝日)」「ねほりんぱほりん(NHK)」を取り上げており、是非とも見てほしい「熱のこもったプライムタイム外番組」を取り上げています。
そうはいっても、今回は前2本とは趣が違うかもしれません。それら2本は、言っちゃなんですが万人に伝わる有名さはなかったかもしれませんでした(注:執筆時において。現時点では非常に有名な番組になっているかと思います)。興味を持ってくれる人には完全にフックとなる番組でありましたが、客を選んでいるところはありました。今回の「チコちゃんに叱られる!」は、はっきり言ってもう既にNHKの看板番組。「今更語ることある?」と言われても、正直ぐうの音がでません。ですが、語らせてください?

「チコちゃんに叱られる!」はこんな番組。

「いってらっしゃーいってお別れするとき、手を振るのはなぜ?」
「かんぱーいってするときにグラスをカチン、あれはなぜするの?」
こんな、5才のチコちゃんが問いかける素朴な疑問にあなたは答えられますか?
知らないでいると、チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱られます。
すぐに誰かに話したくなる情報満載の、いままで考えたこともなかった雑学クイズ。
最新技術で誕生したバーチャルでリアルなMC「チコちゃん」の姿にもご注目ください。(NHK公式サイト引用)

ミドルレンジ層として思い返すのは「トリビアの泉」。雑学を調理する構造としてそれが思い返され、まさに現代に蘇ったトリビアの泉路線番組です。それだけならいかようにも同質番組がありますが、この番組の肝はどちらかというと「チコちゃん」の存在。メタ的に言ってしまうとこの「チコちゃん」は、番組収録上はきぐるみですが、顔部分は編集時にCGでいろいろな表情に差し替えられ、さらに声は芸人である木村祐一がボイスチェンジャーを用いた声であてており、きぐるみの中は木村祐一でない別の人物(詳細不明)が担当しているらしいとのこと。
これ、番組を見れば見るほど恐ろしい連携能力で成り立っているものであると驚愕します。しゃべりとモーションが別人であるのに、チコちゃんはそんなことを考えさせない自然な動きを見せている。メタ的な視点ではあるものの、たまに番組内でもゲストが「これどうなってるんですか?」と驚いているシーンが挿入されているくらいでした。

実在性のあるバーチャルキャラクターによるトーク。何を私が語りたいか、もしかしたら「チコちゃんに叱られる!」をネタにする題名とした時点で察した人もいるかもしれないですが、これ、Vtuber(バーチャルユーチューバー)をテレビ運用した際の一つの正解だと思うんですよね。
これがMCが木村祐一本人だと視聴の味気が他の番組と似ているから食いつきにくいし、木村(先輩)と岡村(後輩)という間柄でのマウントを取られるような台詞は「うっ」となってしまいかねない。そこをチコちゃんという「ガワ」を用いることで異なる味付けの料理とできた。この番組は口調は強いながらもすごく気持ちよく見られるんですよね。
恐ろしいのが、この番組の開始が2017.3.24(特番型)であること。Vtuberの走りであるキズナアイの生まれが2016.12.1であることを考えると、まだキズナアイがニッチな存在であるうちから、その方向性に対しての嗅覚を研ぎ澄ませて、世間のウケを慎重にかっさらった上で作られた緻密な番組だと感じています。
一方、「超人女子戦士 ガリベンガーV(テレビ朝日)」では「電脳少女シロ」を筆頭としたマジモノのVtuber出演による放映がされてはいますが、申し訳ないけど、ちょっとトークがヒヤヒヤしてしまう。どうしても、テレビショーにチューニングされて鍛えられている芸能人と比較した場合において、Vtuberは生まれがどうしてもネットという異文化であり基本線が「素人」であることから、トークが見てて引っかかってしまうこともあるのです。

Vtuberという文化が生き続ける限り、強く支持をされ続ける番組だと思います。NHK「らしからぬ」さを含めて太鼓判を押させていただきます。

ヘッダーバナーを更新いたしました(2019年春期)

ダレムくんご提供の、当サイトヘッダーバナーを更新いたしました。
スクウェア・エニックス「ドラゴンクエストビルダーズ2」より「主人公(女)」と「少年シドー」です。この手のバディものをプレイするときはできる限り性別を対比させるようにしており、今回私は主人公を女の子として選択しました。
髪の毛が白いツインテールなのはアバター設定でチョイスしたからです。ある意味自分だけの主人公を描いてもらった感じです。

今季ヘッダーバナー

テンタライブはハイカライブの反省点を全部ヌリ潰したパフォーマンスだった

今更ですが、何度でもいいますが、私はスプラトゥーンが大好きです。
4桁時間以上はゆうにプレイしますし、サウンドトラックも買いますし、アミーボも買ってます。
コンテンツそのものも勿論ながら、その世界観に陶酔しており、極めつけのコンテンツがニコニコ闘会議で行われているライブコンテンツ「シオカライブ」「ハイカライブ」「テンタライブ」。
この世界におけるMCであるキャラクターコンビがソリッドビジョン的投影とともに歌をうたうクールジャパンここにありなコンテンツです。

2019.1.26におけるニコニコ闘会議においてテンタクルズの単独ライブ「テンタライブ」が行われて……なんというか、もう、たまんなかった……。YouTubeにおいて公式配信されているので、まずは見てほしいですね。

しかし、その一方前回のライブにおいて演出に疑問があってこういった記事を書いていたのも事実。

前回は結構辛辣な思いがあっただけに、今回の満足感は相当なもの。なぜそこまで差が出たのでしょうか。「続きを読む」からタイムスタンプに則って文章に落とし込みたいと思います。

 

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カードキングダム動画『追加徴税2500万円!?池田は何をやらかした!』からみる会社と税務当局のたたかい

2018.12.29に一本の動画がアップされました。このサイトでも度々取り上げているカードゲーム業界の豪胆「池っち店長(以下、「池田氏」といいます。)」があけっぴろげに業界を語る動画であり、当サイトでもそのクオリティを純粋に評価しているシリーズなんですが、その新作が『追加徴税2500万円!?池田は何をやらかした!お店の作り方番外編「激・ヤバい話 #1」』。
タイトルを見た瞬間、「これは絶対に面白い!」と思いました。人の不幸を面白がるという意味での『面白い』では断じてありません。私は「経理で飯食ってて、この辺の気持ちがわかるエスパー(お察しください)」ですので、その内容は純粋に興味深かった、という意味での「面白い」です。その上で咀嚼・反芻は絶対しておくべきだと思いました。
(なお、当記事において用いている情報は、全て公表されている情報からの推論です。情報の不正使用とか風説の流布とか、そのような事実や意図はありません)

 

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「シュガー・ラッシュ:オンライン」というディズニーのカチコミ

 

この年末、もう一つエンタメを楽しんできました。それが「シュガー・ラッシュ:オンライン」という、この12月21日に上映が開始されたディズニーアニメの新作で、アーケードゲームを舞台にした「シュガー・ラッシュ」の続編です。
実は私、決してディズニーについて強くはなく……というより弱い部類。昨今の必須科目とすら言われたアナと雪の女王すら未修であり、白雪姫・シンデレラetcetc…もやんわりと知っているくらいで通しで一本を見ているわけではありません。強いて言えばキングダムハーツはプレイしており、それらでヒロインが原作通りの行動言動をしているのならなんとか知っているかな?というくらい。要するに、思い入れがある部類ではなかったんですよね?
そんなディズニーライト勢がなぜ映画館にすら行こうと思ったのか? それが、この予告編でした。(「続きを読む」より後はネタバレがあります)

 

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