興奮冷めやらぬボキャ貧状態で「シンゴジラ」の感想を語ります

一週間遅れで与えられたお盆休み。普段、シネコンはおろか単独映画館もないような所に住んでいる私ですが、時間と空間の確保ができたので、大評判の「シンゴジラ」を見てきました。
映画はあんまり見ない人間ですが、いや、だからこそでしょうか。スタッフロールを見惚けるくらい、没入できる作品でした……。
以下、ネタバレを含む感想です。見てない人は回れ右。

もうね、多分ね、ネットの波を探せば同様の感想なんていくらでも転がってると思います。
でも、語らざるをえない。書き起こさないと、興奮の濁流を整理できないんですよね!

既に見る前から聞いていました。とにかく会議オブ会議が作品のコアとなっており、でもそれは絶対外すことのできないセンテンスであるということ。
見ていてそれは本当であったことを噛み締めました。ぶっちゃけ私はノンキャリの国家の狗なので、だからこそ感じる官僚の馬力をよく描いてくれた!と思ったのです。
下から見てて、事実キャリアって化物なんですよ。学歴だけじゃない、もう「つくり」が、「馬力」が化物であるという描写には鬼気迫るものを感じました。

あとは、もう散々言われているであろう、エヴァンゲリオンとの対比を隠そうとすらしない構成ね!
モブ会議室員・自衛隊員がフロー等をバックで読みつつ、エヴァンゲリオンでさんざん聞いたはずの使徒襲来中のあのティンバニミュージックが流れ始めた時は驚きを通り越してクスッとしちゃったし、あの仰々しい明朝体を用いてあらゆる登場人物や兵器をネームドしていく構成は、クドすぎるきらいはあるもののやはり、おとこのことしてはぐっときちゃうんですよね!

基本的には、「この時代だからこそ」「日本だからこそ」できた作品だった。見た人が誰しも「フクシマ」をオーバーラップしつつ見てしまう構成だからこそ、作品の奥底に寄り添う、「まだやれる日本」を描写していた印象です。正直うるうるしてた。
でもその一方、最終章である「ヤシオリ作戦」! 滅茶苦茶アツい展開でありながらこれもうギャグなんですよね! 「無人在来線爆弾、全車投入!」とかもう、パワーワード過ぎて画面は見つつも、映画館の天井を仰ぎましたよ! まさか在来線も前後の文節にそんな単語を挟まれようとは思わないて。

人生はHPを回復するだけ(休息だけ)ではなく、MPを回復する(適切なものにお金を使う)ことが必要と言われます。
見終わった時、なんか脳を流れるつっかえが取れたかのような鮮明感がありました。
日頃にもやもやしてる方、こういう作品も「アリ」なのではないでしょうか。

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