デュエルリンクス

コナミの決算から見る、「紙」と「リンクス」の遊戯王のチカラ(2018年編)

毎度お馴染みの枕詞ではあるのですが、私はかつてコナミっ子でした。遊戯王を筆頭に、音ゲー・マジアカ・パワプロ等、コナミ発のコンテンツをこぞって愛し、特に遊戯王においては一家言あった時代もありました(過去)
しかし、今の私はそれについていってはいません。だから、カードゲームとしての中身を語ってもぺらっぺらのロジックにしかなりません。
しかし、私は経理で飯を食っています。その観点で語るうえにおいてはそうそうズレはしないと思っていることから、度々執筆させてもらっています。

リンク召喚の導入は劇薬でした。コナミの決算におけるデジタルエンタテイメント事業の屋台骨をどっちに転ばせてもおかしくない革命だったと思います。
実際その導入は、どう数字的に働いたのか。精査していきたいと思います。

 

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池っち店長のメディクリ信仰に反証を! 「遊戯王が1位でなくなる可能性の高さ」に物申す!

かつて、当サイト……というより「めたつぼ」の方で執筆した記事にかなり大きなバズを受けたものがありました。それが、

こちらの記事であり、池田芳正氏(以下、「池っち店長」といいます。)がカードゲーム勢力図においてメディアクリエイト(ゲーム関係におけるコンサルティング会社であり、売上等のデータ提供もしています)における販売データを基に遊戯王の勢力が弱まっていることについてツイートをしていることに対し、私がコナミの決算開示資料を基に反証を試みた記事です。
滅茶苦茶お硬い論調で、経理関係用語を振り回していたのにかなり大きな支持を頂いたのが嬉しく、最近でもカードゲームショップのツイッターに取り上げていただいていました(ありがとうございます)。

さて、あれから6年が経っていたのですが、今年8月頃に、またもや「火種」が経っていた模様です。
池っち店長の考え自体は、私個人としては全てに反論するようなつもりはないのですが(この頃はまっすぐに「なるほど!」というツイートも拝見してます)、メディアクリエイトを絡めたデータの取り上げ方だけは苦言を呈さざるをえない。
以下、続きから。ちょっと怒りの論調です。

 

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目指している売り方は、「遊戯王OCG」という『ベータ版』、「遊戯王デュエルリンクス」という『正式版』ではないかという仮説

性懲りもなく、遊戯王という現役から身を引きながらも書かせて下さい。
案の定ですが、カードゲームという環境というより、コナミの会計報告をベースとした数字の観点を考慮した文章を書くので、そこまでズレたことを書くことにはならないと思います。

3月決算であるコナミの通期決算報告は滞りなく平成29年5月11日に発表されました。(3月決算の法人は原則5月が期限となります)
題名関連でのニュースバリューは「遊戯王デュエルリンクス(以下、「デュエルリンクス」といいます。)」のリリースがあるのですが、それ以外にも決算短信には色々興味深い項目がありました。
それを読み解くと、今後の遊戯王はこういう未来になるのではないか、という青空図を思いついたので、書いてみたいと思いました。以下続きから。
(今回の文章において引用しているあらゆる会計上の数字はコナミホールディングス株式会社 2017年3月決算短信より引用しています。)

 

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