テンタライブはハイカライブの反省点を全部ヌリ潰したパフォーマンスだった

今更ですが、何度でもいいますが、私はスプラトゥーンが大好きです。
4桁時間以上はゆうにプレイしますし、サウンドトラックも買いますし、アミーボも買ってます。
コンテンツそのものも勿論ながら、その世界観に陶酔しており、極めつけのコンテンツがニコニコ闘会議で行われているライブコンテンツ「シオカライブ」「ハイカライブ」「テンタライブ」。
この世界におけるMCであるキャラクターコンビがソリッドビジョン的投影とともに歌をうたうクールジャパンここにありなコンテンツです。

2019.1.26におけるニコニコ闘会議においてテンタクルズの単独ライブ「テンタライブ」が行われて……なんというか、もう、たまんなかった……。YouTubeにおいて公式配信されているので、まずは見てほしいですね。

しかし、その一方前回のライブにおいて演出に疑問があってこういった記事を書いていたのも事実。

前回は結構辛辣な思いがあっただけに、今回の満足感は相当なもの。なぜそこまで差が出たのでしょうか。「続きを読む」からタイムスタンプに則って文章に落とし込みたいと思います。

 

 

ギャラリーのテンションがわからない「前座」〜「ナスティ・マジェスティ」が完璧に仕事をした(2:oo〜)


単独ライブといえども、前座としてテンタクルズボーカルではないバトル曲である「Inkoming!」「Chip Damage」「エントロピカル」が会場を温めることとなりました。
これについては選曲が見事だった。単に人気が高い曲であるということもあるのですが、それ以上に客の合いの手が非常に挟みやすい曲であったから。「Inkoming!」については3:32〜あたりからのサビポジ曲調、「Chip Damage」はピコピコに対するペンライトアクションのしやすさ、「エントロピカル」は6:09〜からのサビ。濃淡がついており、客のアクションが言わずとも揃うものだったんですよね。「客の合いの手」はここから先は何回も言及していきますが、ここで先に客のテンションの足並みをそろえられたことが本当にクオリティの高い準備だったと思います。
ここで足並みをそろえられたから「ナスティ・マジェスティ」が会場を爆発させられた。もともとこの曲自体が非常に優秀で、冒頭の「ナッスティー!」から「シェケナボーイ!」と乗っかりやすいうえに、ヒメが「いくよ、カモーン!」をしだす10:00〜のアレンジで「ナーナナナナナー」のコール&レスポンスを繰り返す。前奏で客は温められておりここが自然に返せる雰囲気が醸成されているわけです。もうこの頃には客はライブに没頭しており、シラフでは気恥ずかしい反応も素直にできてしまうわけです。
ハイカライブのときはここが弱く、客任せであっただけに乗り切れてなかったところがあった。そこをハンドリングする判断が大正解だったと言えるでしょう。

アーティスト性を一旦カットしアイドルムーブに振り切った「リップル・リフレイン」「ウルトラ・カラーパルス」(11:30〜)


ハイカライブのときに印象が強かったのは「テンタクルズ、あんまりこっち(正面)向かないな」ってことでした。イイダがのけぞりながら美声を発したりヒメ&イイダが客席そっちむけで絡んでみたりと、置いてけぼりにされてた感じがありました。
今回はそういう点を感じず、正面を向いてふりふりとかつ大胆に動いてくれて、非常にキュート&クールだった。
むしろ、「ヒメこんないい動きするキャラだっけ?」と魅力を再発見させる一幕すらありました。
ハイカライブのときには「小さいながらも気高くアーティストである」一面を固める動きをしていた印象ですが、今回は打って変わって「小さくわんぱくなアイドル」ムーブな印象です。オクト・エキスパンションでの言動をベースにキャラを再構築してきた感じですが、こっちのほうがあってますよね。

リアルバンドメンバー紹介をするからこそ引き立つ、テンタクルズの「リアル」(18:12〜)

縁の下である皆さんであるドラム・ベース・キーボード・ギターの紹介。ここでの激しいソロパートが普通に格好良く、それらを軸に一曲仕上げてほしいとすら思ったのですが、なおさらよかったのがこの紹介から「普通に」イイダ・ヒメへの紹介へつながること。
この紹介はとてもずるい。キャラクターの実在性をここで更に疑えなくなり、身震いすらしました。

オクトへの衣装替え。ここでセットリストの「最後」を予感させる一幕へ(20:37〜)


ここで曲が「ミッドナイト・ボルテージ」へ。コスチュームも「オクト・エキスパンション」版である、ラッパー「ノトーリアス・B.I.G.」「2パック」テイストのものへ。二人そのもののフェミニンさを存分に活かしたコスチュームでかわいいんですが、この流れで客には「ここからはオクト〜尽くし」なんだなと予感させます。
それさえ予感させられれば、もう素人でも「どういうオチになるか」想像つきますよね。客はそれに向けて高まっていくだけです。

「詫び・寂び」。「静と動」。フィナーレが見えるからこそテンションを貯めさせる一幕であるスローパフォーマンス

テンションはうってかわって静かに、オクト・エキスパンションのエンディング曲「フレンド・フロム・ファラウェイ」へ。これもすごく聞きやすくて、「これが締め曲でも全然おかしくない」と思っていたんですが、これが先ということは……! ですよね。
なにげに、左右にペンライトを振らせることを誘導しており、緩い曲だからこその一体感を感じさせるのも油断なりません。
この曲における、ヒメの全身を使った手を振る姿は必見です。めちゃくちゃかわいい。ずるっこい。

コール&レスポンスの真骨頂。名曲「フライ・オクト・フライ」の前奏でボルテージをマックスまで持っていく(29:40〜)

「オクト・エキスパンション」をやっているときにあまりにもその良さにびっくりしたラスボス曲「フライ・オクト・フライ」ですが、ライブ曲としても最大限のパフォーマンスを見せてくれます。
それがコール&レスポンスのしやすさ。この曲における「おっおっおー、おっおおっおー!」は一聴で耳に入る小節であり、この場にいると絶対レスポンスしたくなる。盛り上がりも十分で思い入れも十分となり、『その次の一曲』を完全に確信させる、セミファイナルを飾るのにふさわしい一曲ですよね。

「オクト」の思い出が刺激されるから名残惜しくない。「フロスロットル・テンタクル(Octo)」(32:28〜)


原曲の時点でかなり高まる「フロスロットル・テンタクル」ですが、Octoの名アレンジによりさらに極まる仕上がりに。
最後にふさわしい演出(ヒメメガホンにスモーク、イイダ美声パート、転調からの紙吹雪)をこれでもかと叩きつけ盛り上げに盛り上げ、さらなる転調で締めにかかる。
ここまで温まった客席であれば、ハイカライブのときには乗り切れず「睡蓮花的タオル振り回しパフォーマンス」が出来なかった公式推奨ムーブも出来てしまいますよ。かなりお客もテンタクルズの動きに乗じてノッていたと思います。
これについては、演奏直前に、客席のカットが入ってみんな満面の笑みだったんですけど、これはほころびますよ。私もこの場にいたら感激極まって表情ゆるっゆるになると思います。

「さすが3回目!」という最高のパフォーマンスを見せてくれた、最高のライブでした。
次はスプラトゥーン3になるのでしょうか。それとも、シオカラーズとテンタクルズをシャッフルユニットしてみるとか変わり種を見せてくれるのでしょうか。
今回は一つの完成形を見せてくれ、キャラクターの魅力を存分に感じられました。次もよろしくおねがいします……(感無量)

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コメント

  1. 匿名 より:

    リアルバンドメンバー紹介をするからこそ引き立つ、シオカラーズの「リアル」(18:12〜)

    ここシオカラーズ じゃなくてテンタクルズでは?

  2. めたぽ より:

    そのとおりです! 訂正いたしました、ご指摘ありがとうございます〜

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